[壱]




「魔王が復活した・・・」




豪華な円卓を囲み4人の国王は話し合っていた



「本当だったのか」


びっくりしたような焦ったようながっかりしたようそんな顔が豪華な円卓を囲んだ



「やはりそのせいで近頃魔物は強くなってきていたのか・・・道中危険な旅路だったわい」


額を押さえながら肘をつき首を振ってため息をついている




「そう、そのせいで今民は危険に犯されている」





「だがなぜ今頃になって魔王が復活などするのだ?」





「わからない。」