その言葉に、僕は目を見開いた。

「だって、これはseiyaさんが作ったんですから。是非やりたいんです。お願いします!」

彼女は深々と頭を下げた。

「…そんな。顔を上げてください。やりましょう、千歳さん」

ゆっくりと顔を上げ、彼女は微笑みを浮かべ、こちらを見た。

「ありがとうございます!」