magic pencil

そんなこんなで学校についてしまった…

一応ジャージに着替える。
気分は進まない…

「おはよう♪」
那美が声をかけてくれる。
『ん―――おはよう…』
「どうしたの?」
『え。あぁ、体育祭だから憂鬱なのよ。僕』
「楽しみじゃん!体育祭」
え…?那美は確か運動神経はよくなかったはずだよね…?
『なんで楽しみなの?』
「だってこの学校来てから最初の行事じゃぁ~ん!」
そっか!
那美は転校してきたばっかですね。



でも、体育祭が楽しみなんていうのは…
んー分かりかねないな。


勇気を振り絞って聞いてみる。

『あのさぁ。那美って運動神経よかったっけ??』
「ううん。全然」

自覚してんじゃん!頭どうかしたのか??この子は。



「本当は楽しみな理由は他にあるんです♪」


『え?』


「あ、気にしないで」





と意味深な言葉を残して前を向いてしまった。


気になるじゃぁ―――――ん!