この深海(うみ)に 溺れるように
世界は未熟で
私は手を差しのべられない
歩いた道を 振り返るたび
散々(ちりぢり)のあなたが浮かぶ

ねえ
独りの
寒さを知っている?
わたしを失っても
そう
たとえば
あなたが泣いてくれるなら
わたしをどうか愛して

そして 世界の終わりを見る日まで