――ようとしたのに、中から鍵が掛けられていた。
これは翡翠にも予想出来なかった。
今まで藍子にこんな事をされた事はない。
部屋に鍵は付いてるもののお飾りのようなもので、今まで使用された事なんてただの一度もなく、鍵がある事すら忘れていたくらいだ。
これには流石に翡翠もブチギレた。
「おい、コラ! 出て来い!」
朝っぱらから近所に聞こえるほどの怒鳴り声を出し、ドアを根限り蹴っ飛ばした。
だけどドアは開かない。
これだけ大きな声と音を立てているから藍子が起きてない訳がないのに、ドアは開かない。
藍子が起きている事が分かってるからこそ、翡翠は更に怒りが増す。
「藍子、コラ! 出て来いつってんだろうが!」
謝られる事はあれど、部屋に鍵を掛けられる覚えはない。
その時、部屋の中の藍子は布団の中に潜っていた。
ドンドン蹴られてるドアの音と翡翠の声を遮断しようと布団に潜り耳を塞いでいた。
これは翡翠にも予想出来なかった。
今まで藍子にこんな事をされた事はない。
部屋に鍵は付いてるもののお飾りのようなもので、今まで使用された事なんてただの一度もなく、鍵がある事すら忘れていたくらいだ。
これには流石に翡翠もブチギレた。
「おい、コラ! 出て来い!」
朝っぱらから近所に聞こえるほどの怒鳴り声を出し、ドアを根限り蹴っ飛ばした。
だけどドアは開かない。
これだけ大きな声と音を立てているから藍子が起きてない訳がないのに、ドアは開かない。
藍子が起きている事が分かってるからこそ、翡翠は更に怒りが増す。
「藍子、コラ! 出て来いつってんだろうが!」
謝られる事はあれど、部屋に鍵を掛けられる覚えはない。
その時、部屋の中の藍子は布団の中に潜っていた。
ドンドン蹴られてるドアの音と翡翠の声を遮断しようと布団に潜り耳を塞いでいた。

