「……」
「何よ」
「……何が?」
「その顔よ。変な顔してんじゃんか」
「いつもだもん」
「いつも以上にって事! あんたまさかまだ自分の所為だとか思ってんの?」
「……」
「あんたの成績が悪かったからって今更お兄ちゃんが怒る訳ないでしょ!」
「呆れたのかも……」
「はあ?」
「呆れて帰って来ないのかも……」
「呆れんなら何年も前に呆れてるっての! あんたの成績に対しては呆れてるんじゃなくて、諦めてんの!」
「本当に?」
「嘘吐く訳ないでしょ」
「本当に本当?」
「本当だってば」
「本当はお姉ちゃん、お兄ちゃんが帰って来ない理由知ってて隠してるとかじゃない?」
「何あんた。あたしの事疑ってんの?」
「……」
「あのねえ。理由知ってるんだったら、こんなに怒ってないっつーの」
「……そっか」
「何よ」
「……何が?」
「その顔よ。変な顔してんじゃんか」
「いつもだもん」
「いつも以上にって事! あんたまさかまだ自分の所為だとか思ってんの?」
「……」
「あんたの成績が悪かったからって今更お兄ちゃんが怒る訳ないでしょ!」
「呆れたのかも……」
「はあ?」
「呆れて帰って来ないのかも……」
「呆れんなら何年も前に呆れてるっての! あんたの成績に対しては呆れてるんじゃなくて、諦めてんの!」
「本当に?」
「嘘吐く訳ないでしょ」
「本当に本当?」
「本当だってば」
「本当はお姉ちゃん、お兄ちゃんが帰って来ない理由知ってて隠してるとかじゃない?」
「何あんた。あたしの事疑ってんの?」
「……」
「あのねえ。理由知ってるんだったら、こんなに怒ってないっつーの」
「……そっか」

