「こんにちは。」

振り向いたら
20代のお兄さんが挨拶してきてた。

「こんにちは!!」

誰も居ないと思ってたから
びっくりしたけど
挨拶を返した。

ただ、私の中で驚いてのドキドキでは無く
違うドキドキがあった。

学校に向かうその足取りは
少し早くなっていた…。