でも私自身両親がこんなに束縛要素の強い過保護な理由を分かっているわけで。
大きな理由で2つあるんだけど、1つは私が身体の強い子ではなかったってこと。

未熟児で産まれて保育器に入れないと危ないって言われてた。でも赤ちゃんって何気強いとこあるよね。未熟児だった私は母親のミルクをがぶ飲みして助産師さんも呆気にとられるくらいだったらしい。
でもミルクを飲ませていたら身体中に湿疹ができ始めた。アレルギー反応の検査をしたら陽性が出てて詳しく調べたら卵、小麦、乳製品、甲殻類全般が駄目だったらしい。

そして2歳頃になるとアトピーと喘息持ちだったことも判明して、食べ物にも気を遣わなければいけない、見張っておかないと身体中を掻きだす、そしていつ発作が起こるか分からないような子供になっていた。
性格にも難ありだった私は超絶おてんば娘で何事にも好奇心をもつタイプだったから喘息持ってるのに靴を履いたら親の手を振り払ってまでして走り回り、店に並べてある美味しそうなお菓子を会計せずにその場で立食。笑
そしてアレルギー反応が出ればその場で発作が起きるわけで今思うと悪魔みたいな子供だったんだなって思う。

そこから幼稚園に入園して見たくれがアトピーでガサガサで傷だらけでみんなのように走って遊べない私は周りの子から仲間外れにされることが多かった。
友達もまともにできない、園に送り届ける時はいつも「行きたくない」と泣き喚く。
そんな時に大きな発作と肺炎を同時に患うことがあって1年間入院することになった。

その時の事はあんまり覚えてないけど唯一覚えている事があって、待機場みたいなところで大ブロックロゴで大きな馬を作ってそれに乗って遊んでたらそのブロックを破壊して看護師さんにめちゃくちゃ怒られたこと笑
この時確か6歳くらいでそこの待機場に出入り禁止を宣言されたな。