その足音は生徒会室の前でとまると、
勢いよく扉が開いた


「『あー!いた!!』」となんとまぁ息ピッタリで私を指す双子くん


……わ、わたし?

「君でしょ!世話係の神奈ちゃんって」と一人。

『早く会いに行こうと思ってたんだけど、センセーに捕まってて』と、もう一人


「『やっと会えた!』」っていいながら
二人同時に駆け寄り私に抱きついてきた



「ぐえっ!」と死にそうな声が部屋の中に響くも、双子は離してくれない。




数分後、やっと落ち着いた双子に離してもらえた双子を見る。