「はーっ…………ほんっと最悪……」


「あんたばっかじゃないの」と指さしながら爆笑しながらこっちに来る、幼なじみの松永瞳。


瞳は幼稚園の時からの友人だ。


あれから、ギリッギリで学校に着いた私は
入学式が行われる会場の体育館へ急ぎ、何とか遅刻せずに出席することが出来た。


瞳は私の目の前の席に座ると勝手に話始める。
それを聞き流しながら、担任が来るまでうつぶせ寝をした。