イジワルな彼は私を溺愛しています ②

*side 和海

「カズにぃー」

俺が有紀の部屋から戻るといとこの奏がいた。

実年齢と精神年齢の割に、体だけ(身長以外)が成長した謎の少女。

実年齢、中学一年。
精神年齢、小学三年。
体年齢、高校二年。

本当に謎の生物だ。

「なんだ?」

いきなり抱きついてきた奏に言った。

「久しぶりだよね?!」

「ああ、1年ぶりだな」

「それなのにその反応?!傷つくよー」

「あ、そう」

奏のテンションに合わせていたらこっちが疲れる。

「もう!カズにぃ一緒に遊ぼ!」

「何して」

「トランプとか?」

「めんどくさい」

有紀とやるならいいけど。

罰ゲームでも作ってやれば楽しめそう。