先生はまだ来ていなく、教室はガヤガヤしていた。




「このクラス全然好みの人居ないなー」



ガッカリする香夜。




「でも、中学の時付き合ってた人居たよね?」



「いつの話よーとっくに別れてるよ。
その後、5人ぐらいと付き合ったけど全然合わなかったし」



ご、5人!?!?

いつの間にそんなに付き合ってたの。


す、すごいな。



人見知りって言ってたけど、裏では結構モテてるからな、、




やっぱり、美人さんはすごいな。









「ねぇ!見て!月野も同じクラスだよ」



「え........」






教室のドアから、入って来る男の子。



一斉にみんなが、彼のところにに集まる。









あれは.....月野君...だ......





嘘でしょ、、、、

何で、今回に限って同じクラスなの...








せっかく諦めようとしたのに。






「智也、聞いたぞー上野と付き合ったんだろーー!!」




「ま、まぁな。てか、情報広がるの早くねっ!?」






照れくさそうに笑う彼。




スカートをぎゅっと握る。




どうして神様はそんなに意地悪なんだろう。