「はぁーさっぱりした」


お風呂から上がった私は、すぐにベットに横になる。


あの後、家まで送ってもらった。

名前で呼び合うようになって、なんか彼氏彼女みたい......



すると、私の頭の中で穂乃果のことを思い出す。


"智也"って呼んでもよかったのかな.....


穂乃果は、嫌がるかな。


でも、智也は私のこと名前で呼んでくれてるのに、私だけ呼ばないのは申し訳ないよね。


うん、だから大丈夫だよね。


そう、自分に言い聞かせた。


部屋の窓から、空を見るとまだ綺麗な月が出ていた。



月の周りには、たくさんの星があった。




私も、この空のみたいにもっと君の近くにいたいよ.....