キスは甘い蜜の味

「ただいま」

「拓真」

「え、咲蘭?どうした?」

「お母さんが、見つかった」

「……!」

「行こ、拓真」

微かに頷いた拓真。

だけど、辛すぎる……

ママの運転する車に乗り、ある場所に向かった。

それはーー






お墓。