キスは甘い蜜の味

「いいんだよ。水……って、水嫌いだったよな。お茶飲むか?」

頷く。

拓真はあたしに気を遣いながら、キッチンに向かった。

あたしは、椅子に座る。

「はい」

「ありがとう……」

お茶を飲んでから、時計を見てみると、11時を指していた。

起こしちゃったのかな……

「今日は、早く寝た方がいいな」

「ん」

「おやすみ」

「おやすみなさい」