だけど、そこにもいなかった。

12時近くまで捜したけど、見つからず。

ここで、お昼ご飯を食べることにした。

ここら辺でお洋服が売ってあるところは、もうなしか……

やっぱり、無理なのかな……

『母、さんにっ……会い、たいっ……』

「……っ」

拓真……

諦めちゃダメだな……

あたしは、拓真の願いを叶えたい。

叶えなきゃいけない。

拓真のために。

大好きな人のために。