「……フッ……見りゃ分かるだろ」

「なんでこんなことしたんだ!!」

「なんでって」

佐伯先生は、あたしの方を見た。

「そんなミニのスカートでいられたら、撮ってくれと言ってあるのと同じじゃないか。だからーー」

「バカ言うな!!!」

「「「「……!!?」」」」

声を荒げた拓真。

結城先生との話し方と同じく、優しい拓真にはありえないほど、怒っていた。

顔を上げた拓真。

その顔は、怒りに満ちていた。

そして、先生を、睨みつけていた。