「……っ」

「どうゆうつもりだ!」

拓真……?

なんか変……

「それはこっちのセリフだ。医者にしたかったのに、事故に遭って歩けなくなるとは。親不孝者が」

「……っ」

そんな言い方……

〈そんな酷い言い方ないじゃないですか。拓真は、一つの小さな命を助けたんですよ?〉

「……咲蘭ちゃんだって弱虫ではないか」

「……っ!」

「勇気出して喋ろうとはしなーー」

「んだと!?」