お義父さまは、本当は優しい人。

だけど、優しくして、拓真が我儘になったりしないように、厳しくしたらしい。

拓真も、本当は仲良くしたいと思っていたらしい。

拓真が目を覚ましたとき、泣いて喜んだ。

そして、仲直りをした。

あたし達は、なんとしてても子供がほしく、調べたりして、授かることが出来た。

「「じいじ〜」」

「はーい」

あたし達は微笑み合った。

そして、どちらともなく、キスをした。

そのキスは、甘い蜜の味がした。

END