キスは甘い蜜の味

「出来るよ」

当たり前だろ。

「でもさ、子供つくれないだろ、その足じゃ」

「……っ!」

「女の子ってーのは、好きな奴の子供を産みたいと思うもんだ。望月も、きっと思ってるぜ?」

咲蘭も……

子供産みたいって思ってる……

俺のこの足じゃ……

無理……

「幸せになれねぇんじゃね?」

だけど咲蘭は、俺といて幸せだって言ってくれた。

咲蘭は、俺にとって、かけがえのない存在。

俺を助けてくれた。

世界一可愛い、俺の彼女。