キスは甘い蜜の味

俺は車いすに乗り、廊下に出た。

死にたい。

死んで楽になりたい。

だけど、生きたくても、生きれない人がこの世に大勢いる。

でも、寂しくなると、悲しくなると、つい窓の外を見てしまう。

その時、ふと視線を感じた。

それが、咲蘭だった。

そして俺は、恋におちた。

“対人恐怖症”

この病気を抱えながら、懸命に生きていた咲蘭。

決して弱音を吐くこともなく、頑張っていた。