伊織「私はまだスタメンじゃないの。」 奏「スタメン?」 伊織「木崎さんはスタメンで 自由にコートを動き回れる。 私はまだベンチにいる。 いつ呼ばれても平気なように 入念にアップを繰り返してる途中なの。 じっと交代を待ち続けてる人間と 自由に動き回れる人間とでは訳が違う。 つまり、私たちと木崎さんはまだ 同じフィールドで戦ってないんだよ。」 阿久津くんは必死に私の話を 理解しようとしてくれていた。 それでも、やっぱり理解 出来なかったのか全く 見当違いな事を言った。