だって俺は何色に染まった伊織でも 好きだから。 でも、出来ない。 阿久津に染められた伊織を 抱き締める事は出来ない。 京夜「俺の事よりも 阿久津の事を考えた方がいい。」 伊織「え?」 京夜「伊織は俺とこんな所に いるべきじゃないよ。 待ってくれている人の元へ 帰った方がいい。」