コーヒーなんか買わなきゃ
よかったと後悔した。

俺が駅前に戻ると伊織は
知らない男に手を引かれ
ネオン街に向かっていた。

俺は、さっき買ったコーヒーを
投げ捨て伊織の元へと走った。

京夜「伊織!!」

俺の声が聞こえていないのか
伊織は構わずその男に着いていった。