ここまで来れば私にだって分かる。
私の身には今、危機が迫ってる。

この先の事は‥考えなくても
分かるからもうこの人たちに
従うしかないんだ。

若者「お、物分かりいいじゃん。」

抵抗しない事が分かると
その人たちは両サイドで
私の事を隠しネオンの広がる
繁華街へと歩き出した。

京夜「伊織!!」

こんな時にも聞こえる、京夜の声。
いくら阿久津くんの事を愛していても
この声だけは消えてくれないんだ。