涼介「過去の事を忘れるには
今を幸せに生きる事だと俺は思う。
恋愛だって人生だって同じだよ。
君は過去の恋愛を忘れたくてここへ来た。
俺に会おうと思った。そうでしょ?」

楓「そうです。
だから、あなたの事を今
私は利用してるんです。」

涼介「俺はそんな風には思わないよ。」

楓「どうしてですか?」

涼介「過去を忘れるためにここへ来た。
だから、君はきっともっと前向きな
気持ちでここにいると思うよ。
阿久津くんの事を忘れるために
一歩足を踏み出した。
その一歩目が俺で嬉しいよ。」