少し前までは
京夜の隣を避けていたのに
今はこうして隣に座っても
平気だった。

それは今日までずっと
阿久津くんがそばにいてくれたから。

京夜の事を忘れられない
愚かな私の事を愛し続けてくれたから。

毎日毎日、阿久津くんが
私に幸せをくれるから
私はようやく平気になったんだ。