スキップ混じりで
俺の後ろをついてくる伊織。

昔から、伊織は人に
誤解されやすい所がある。
だから、俺はずっと
伊織のそばにいる事を決めた。

なんてのは、言い訳で本当は
伊織を守ってやりたくて俺は
伊織のそばにいる。

伊織とは何をするにも
ずっと一緒だった。
幼稚園から高校まで
どの写真を見ても俺の隣には
いつも笑顔の伊織が写っていた。