きっと、木崎さんの
胸にも刺さったはずだ。

華純「椎名さん。
1つ聞いてもいいですか?」

伊織「何?」

華純「椎名さんはどうしていつも
そんな風に笑ってるんですか?」

伊織「泣いてたって怒ってたって
同じ時を刻むのなら
笑ってた方がいいでしょ。」

木崎さんは微笑んでいた。

きっと、いつか木崎さんも
伊織と友達になりたいと
思う日がくるんだろうなと思った。