掻き乱すだけ掻き乱しておいて
京夜はのこのこと俺の家へとやってきた。

涼介「お前、大学は?」

京夜「行く気にならない。」

昼過ぎにここへやってきた
京夜は一向に帰る素振りを見せない。

何時間もただボーッと
せわしなく働く俺の姿を
見つめていた。

俺は手を止め、京夜の前に
ジュースを置いた。