こんなにも真っ直ぐに
向き合ってくれる人を
どうして私は大切にできないの?

想われる事の幸せを
教えてくれた人は
今目の前にいるこの人なのに。

伊織「いなくなっちゃえばいいのにね。」

奏「え?」

伊織「京夜の事が好きな私が
私の中からいなくなれば
阿久津くんの事を
傷付けずに済むのにね。
悪者にしなくていいのにね。」