伊織「後、ごめんね。
阿久津くんを一人ぼっちにして
京夜の所に来ちゃって‥。」

奏「俺の事は気にしないでよ。」

伊織「本当にごめんなさい。」

さっきまで九条くんの事を
心配していた伊織ちゃんは
今度は俺の心配をした。
何なんだろうか、この人達は。

人間は弱くて脆い。
それでいて、逞しくもある。
本当に残酷な世の中だ。