小さい頃、父さんとよく来た
海に俺はいた。満天の星空が
広がる美しい景色が皮肉だった。

何もこんな日にまで俺の事を
照らさなくてもいいのに。

座りながらしばらく海を眺め
決意を固めた俺は立ち上がる。

父さん‥母さん‥今すぐ
そっちに逝くから‥。