母「京夜くんも可哀想よね。 まだ若いのに、両親共に 亡くすなんて悲劇だわぁ。」 涼介「それ、京夜の前で 絶対に言うんじゃねぇぞ! お袋はデリカシーねぇから。 京夜は繊細だから、何気ない 一言でも傷付くんだからな。」 母「母親に向かって 随分な言いようね! 本当、お父さんそっくり。 嫌になるわ!」 怒りながらも、お袋は笑っていて 京夜はこんな風に誰かに 想いをぶつけた事があるのかと 心配になった。