その真相がどうであれ
俺のやるべき事は1つだった。

奏「考えとくよ。」

伊織「ありがとう。」

前から歩いてくる
木崎さんの姿を見つけた伊織ちゃんは
キョロキョロと辺りを見回した。

伊織「木崎さん、今日は
京夜と一緒じゃないの?」

ずっと2人の事を避けていた
伊織ちゃんの方から木崎さんに
声をかけた事にも驚いたけど
なによりも2人が一緒に
いない事を気にする
伊織ちゃんに驚いた。