楓「私の周りには伝書鳩が
うようよいるからね。」

奏「ひどい言い草だな。」

楓「で?どうなのよ?」

奏「平行線のままだよ。
今、少し波が来てる所だけど
拙いから、いつ壊れるか分からない。」

楓「珍しい。奏が1人の女を
落とせないなんて。」

奏「伊織ちゃんは
普通の女じゃないから。」

楓「悪かったわね、普通の女で。」