知らず知らずの内に
思っている事を口していた
私の隣にはいつの間にか
見知らぬイケメンが座っていた。

伊織「え?てか誰?」

奏「‥‥酷いなあ。
俺たち昨日も会ってるんだけど。
もう忘れちゃったの?」

なんなんだ、この
慣れなれしいイケメンは。

奏「今日、食堂で
ぶつかった人って言ったら
分かってくれる?」

伊織「あ!あのっ!
今日は本当にすみません!
謝りもせずに‥。
えっと、クリーニング代を!」

奏「いらない。その代わりにさ
俺と付き合わない?」