茜に言われた通り
校内を探してみたけど
阿久津って人も京夜も
見つからなかった。

伊織「はぁ。」

中庭のベンチに寝転がり
空を見上げると茜色の空が
一面に広がっていた。

綺麗な夕日だなあ。

京夜「何、こんな所で
寝てるんだよ!」

ずっと聞きたかった京夜の声が
聞こえて私は慌てて飛び起きる。