カタカタという音だけが
しんと静まり返った部屋に響く。

涼介「なぁ、京夜。」

京夜「何?」

涼介「明日さ、茜ちゃんと阿久津くん
いおの家に連れて行ってくれないか?」

京夜「何で俺が?」

涼介「いお、ずっと大学に
行ってないんだろ?
お前は気にならない訳?」