そう言うと木崎は泣き出した。

華純「‥初めてです。
そんな風に言われたの‥。」

相手が伊織だったら
抱き締めるんだけど
木崎には出来なかった。

京夜「今日は帰って
休んだ方がいいと思う。」

華純「‥‥はい‥。」

京夜「送ってくよ。」

華純「でも‥‥」

京夜「心配だから、送らせて。」

華純「‥あり‥がとう。」

それが精一杯だった。