涼介「何かいおと似てるなって思ってさ。」

奏「俺と伊織ちゃんが?」

涼介「いおは昔から変わってないから。
曲がった事が大嫌いでさ、困ってる人は
迷わず助けて、理解されずに反感を
買う事も多かったけど、でもそのおかげで
上手くいく事も沢山あった。
君もそんな人なんだろうなって思った。」

奏「俺は伊織ちゃんほど
無鉄砲でも夢想家でもないよ。」

彼はまた愉快そうに笑った。

涼介「お、言うねぇ。
ごめん、話が逸れたな。」