何も言わなくても自然と
差し出されるその手を見て
俺はほんの少しだけ安心した。

ーガチャ

木崎の家へ来ると懐かしさと
寂しさを感じる。

すごく似ていて全然違う。
木崎と俺を一言で表すのなら
この表現が一番しっくりと来る。

華純「京ちゃん、よかったの?」

京夜「何が?」