今日は晴れだと言うのに
私の心は曇っていた。

昨日、バスケ部に入る事を
強要してしまったせいで
京夜と少しだけ気まずい空気に
なってしまったから。

京夜がバスケをしない理由は知ってる。
でも、だからこそやって欲しかった。
本当は今でもバスケが大好きなのに‥‥。

大学に着き食堂へ向かうと
茜が私に向かって手を挙げる。

こうして、食堂で
茜とお茶するのが
私の最近の日課だった。