鏡に映る自分の顔が
あまりにも悲惨だった。

私は頬を叩き気合いを入れる。

京夜に言われて覚えた着付け。
いつか京夜に可愛いと言ってもらえた
髪飾りをつけ家を出た。

待ち合わせ場所に着くと
今日は珍しく京夜が
私の事を待っていてくれた。

伊織「京夜っ!!」