阿久津くんの言う通り
私の夏休みは部活三昧だった。

毎年楽しみにしていた
地元の花火大会が明日だと
いう事にも気付かないほど
私は毎日、大学にいた。

奏「今日は何食べて帰る?」

伊織「んー何がいいかなあ。」

いつの間にか阿久津くんと
夕飯を食べて帰る事が
日課になっていた。