奏「同情を愛情に変えられる? 伊織ちゃんにそんな技量あるの?」 考え込む伊織をよそに 阿久津くんはバシッと言い切る。 奏「とにかく夏休み中は 九条くんに会うの禁止ね! 伊織ちゃんを部活三昧の 毎日にさせるから!」 伊織「絶対に嫌!」 伊織が九条くん以外の 男の人と話してる姿を見るのは ほとんど初めてに近くて なんだか、2人のやり取りが 妙に微笑ましかった。