少しだけ、ギクシャクしてる様に
見えた伊織と九条くんは
元通り仲良くなっていた。

今でも九条くんから借りた
ジャージを嬉しそうに
着続ける伊織の姿を見て安心した。

体育を終えた私達は
いつも通り食堂でお茶を飲んでいた。

茜「それで、次の作戦は考えたの?」