京夜「だから、嫌なんだ。
だから、俺は· · ·」

涼介「京夜に幸せになってほしいから
皆、色々、お前に言うんだよ。
伝え方や捉え方で上手くいかない事って
きっとあると思うけど
それでも心はブレてないよ。」

京夜「別世界の俺が今の世界の
俺と逆転すれば、俺はもっと‥なんて
つまらない事ばかり考える。
本当は俺だって分かってるんだ。
パラレルワールドなんて存在しない。」

この間、俺は京夜に聞いた。
この世界に生きる京夜が影だとするのなら
この世界に生きる俺たちはどうなるのかと。

京夜の答えは聞かなくても知っていた。
京夜は今の自分を
捨て去りたいと思ってる。