それはどんな場面でも同じで
言わなければいい事を
悪気なく伊織は言うんだ。

だから、伊織はいつも皆から
少し距離を置かれたりする。

京夜「伊織の言ってる事は正しいよ。
でも、俺はもう決めたから。」

伊織「それは覆せない事なの?
正しいと思うのにどうして
バスケしようとは思わないの?」

伊織といるとどうしようもなく
イライラする。
俺がこんな風に思うのは
伊織だけだった。