伊織が何かを言いかけた時
体育館の扉が開く。

奏「伊織ちゃん!
試合するからタイマー
やってくれる?」

伊織「あ、うん!今行く!」

阿久津と目が合うと
少しだけ俺に向かって微笑んだ。

京夜「伊織、頑張れよ!」

伊織の頭を撫でると
俺は伊織の顔を見る事なく
その場を立ち去った。

ひどく疎外感を感じたんだ。